２０１１年
ドイツのメンフェングラートバッハで、ピラティスさんの功績をたたえる
記念碑が設置されました

ピラティス氏は、幼少の頃の病弱な身体を克服しまた、1914年第一次世界大戦時にイギリスの
キャンプ場に拘留される等一生を通じて様々な試練を乗り越えられてきました

健康であることが人の幸せであると実感され、自らの経験を周囲の方々に役立て、普及したいと
強い信念を持ち一生を通じて研究と指導に費やされました
ピラティスメソッドは、単なるトレーニングやエクササイズではなく、人間本来の健康と幸せを
気付かせてくれて、人の人生を豊かにしてくれる総合的健康のひとつといえるのではないでしょうか

コントロロジーで、身体、心、精神の調和を目指すため
正しい呼吸をすることと、血液の循環が何よりも大切だということを述べられています

呼吸は、肺の容積容量を増やし、酸素化と生理学的変化を促します
しっかりした、呼気と吸気は、循環器が酸素を十分に含んだ血液を、
全身の内臓、筋肉、骨、筋膜へ送り、不純物や代謝廃棄物を取り除く助けをします
ピラティス氏は、この純化メカニズムを【内部のシャワー】、インターナルシャワー言って
心身の活性化と若返りを促すと語っていました

根気よく誠実に呼吸の練習をしてください
正しい呼吸法が習慣的に自動的にそして無意識になるまで
身に着くように・・・
正しい呼吸法マスターした結果、血流に充分な酸素を
取り込むことができ過度の疲労を防ぐことができます

コントロロジーのエクササイズは、心臓のポンプ作用を
強く安定させて、その結果血液の流れが、
疲労から蓄積された老廃物をさらに、対外へ排出します
コントロロジーのエクササイズを忠実に行うことで、
血液は新たな活力を持って流れるでしょう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジョセフピラティス　リターン・トゥー・ライフ・スルー・コントロロジーより抜粋

1883年12月　ジョセフヒューベルトスピラティス氏はドイツのメンヒェングラードバッファで生れました

健康とフィットネスを重んじる家庭で育たれたようです

幼少の頃は、くる病、喘息、リュウマチ熱などの病を患い、病を克服するために、様々な身体運動を行い

自ら研究もされたようです

1945年　ピラティス氏は、リターントゥライフスルーコントロロジーを出版しました

著書の中で、

「コントロロジーとは、体、心、精神の完全な調和を目指すものである」

という言葉を残しています

コントロロジーとは、現代のピラティスメソッドのことです

著書のこの言葉を元に、ピラティス氏が目指した総合的な健康について、考察したことを記載いたします

運動（脊柱の柔軟性・血液循環）

適切な食生活、食習慣

体を清潔に

快適な睡眠（V字ベッドの開発）

充分な太陽光

新鮮な空気

仕事、余暇、休息のバランス

ピラティス氏は、著作した本は、多く残されていませんが、ピラティス氏の語る言葉には、

人生の哲学、人の生き方を変えるほどの力を感じます

ピラティス氏は、コントロロジーを進めていく方法について、著書の中でも語られています